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WordPressテーマのバグ解決にDeepSeekを活用する方法|AIでエラー修正がラクになる理由

はじめに

更新したらレイアウトが崩れた!」「突然、真っ白な画面に…」WordPressサイトを運営中に、こんな予期せぬトラブルに遭遇した経験はありませんか?特にテーマ起因の不具合は、デザインや機能に直結するため、一刻も早い解決が必要です。

しかし、コードを触るのが苦手な方でも大丈夫。AIツール「DeepSeek」を使えば、専門知識がなくても、まるでプロの開発者に相談するように問題を解決できます。本記事では、実際のバグ修正事例を元に、次の3つを徹底解説:
✅ エラーの核心を「自然な会話」で特定するコツ
✅ 3ステップで完了する実践的手順
✅ バグ再発を防ぐ予防テクニック

エラー解決に時間を奪われたくない」「安全にサイトを改善したい」という方にこそ読んでほしい内容です。さっそく、DeepSeekを使ったスマートなトラブルシューティングを始めましょう!

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WordPressのテーマで起きるバグとは

今回発生したバグと具体的な症状

今回発生したバグは「THE THORでブロックエディタを使用して、挿入した画像を中央揃えで配置し、キャプションを入れた際にキャプションの表示が崩れる」といったバグです。
この記事を見に来た方は別のエラーで困っている方かもしれません。ですが、この記事に書いてあることはどのようなバグにでも応用できる内容で、AIの使い方次第ではどのバグにも対応できると思います。

バグの詳細

環境情報

  • WordPressバージョン:6.7.2

  • 使用テーマ:THE THOR(バージョン2.5.1)

発生現象
ブロックエディタ(Gutenberg)で画像を中央揃えにしキャプションを追加すると、キャプションが縦書き表示される不具合が発生。
具体例:[画像] → 中央配置 → キャプション入力


今回は実際に起こったこのバグを元にどのように解決したかの解説になるのでご了承ください。

Thorユーザーから報告されている問題点

公式サポートフォーラムでは、2024年5月~7月に集中報告された事象。特徴的な声を抜粋:

「商品画像の説明文が縦書きになり、お客様から『読みづらい』と問い合わせが…」
「一時的にクラシックエディタに戻すことで対応したが、ブロックエディタの便利機能を使えず不便」

共通の条件

  • キャプション付き画像ブロックを使用

  • 中央/右寄せ配置を選択

  • THE THORテーマ適用時のみ発生

バグが発生する原因の考察

クラシックエディタを使用したらこのバグは発生しないようで、THE THORがGutenbergに対応していないのが問題であると先輩方がおっしゃっているので、クラシックエディタとブロックエディタではWordPressの根本的仕様が違うのだろうと考えました。
多分テーマによるのだと思いますが、Gutenbergに対応していないテーマはまだまだあると思ってるので、キャプションは崩れないにしてもブロックエディタを使用する時になんらかのバグが起きるのではないかなと思います。

DeepSeekとは

では問題を解決する前に、DeepSeekについてちょこっと解説したいと思います。

DeepSeekの基本機能と特徴

中国発のAIツール「DeepSeek」が今、無料で使える最強の開発サポーターとして注目を集めています。3つの特徴が特に評価されています:

  1. 完全無料の使い放題
    → 質問回数制限なし
    → 長文のコード解析も可能

  2. 超長文メモリ機能
    → 過去の会話を自動要約
    → 最大8,000文字の文脈を記憶

  3. 精密な推論モード
    → エラーの根本原因を段階的に分析
    → 「仮に〇〇したら?」と逆算提案が可能

というよりCopilotで推論モードが使えるのを知らなかっただけなんですけどね・・・

なぜDeepSeekがバグ修正に有効なのか

上記の理由からDeepSeekを使用しましたが、正直他社AIでも問題はないと思います。
今までは私みたいにHTMLやCSSやJavaScriptに精通してない人はお金を払ってプロに修正してもらうか、問題を見て見ぬふりして我慢して使用するしかありませんでした。
ですがAIが登場し、誰でも簡単にバグの内容やエラーコードを投げることで原因の特定から修正まで、AIを利用して修正することが可能になりました。
どのAIも「インターネット上にある合法的な情報」であればプロレベルの回答をくれるので、バグの検出・修正コードの最適化セキュリティやSEOの最適化など誰でも簡単にできます。

DeepSeekを使ってキャプションバグを修正する手順

ステップ1:DeepSeekにアクセスし、アカウントを登録

まずはDeepSeekにアクセスし、アカウントを登録しましょう! -> DeepSeek

DeepSeekの登録画面

注意点とヒント
一応大丈夫だとは思いますが、中国のAIということで 抵抗がある方は捨てアドを使用したりしましょう。

 

ステップ2:DeepSeekの初期設定や使い方

正直、DeepSeekに必要な設定はありませんが、質問事に「プロンプト」と言われる呪文のようなものを打ちます。これがすごく重要で、初期設定といえば初期設定です。

プロンプトの比較と出力結果

例として、ただ「いちごに関して100字の記事にしてください」といった時と、「プロとしていちごに関して100字の記事にしてください」といった場合の違いを見てみましょう。

いちごに関して100字の記事にしてください」の場合
いちごは春の味覚の代表格。鮮やかな赤色と甘酸っぱい味わいが人気です。ビタミンCや抗酸化物質が豊富で、美容効果も期待できます。ケーキやジャムに活用され、季節のデザートを彩ります。旬のいちごを楽しみましょう!
(※正確に100字に調整済み)

あなたはライターのプロと仮定して、SEOを重視し多くの方が楽しく読んでくれるように、”いちごに関して100字の記事にしてください”」の場合
🍓✨ 「いちごの魅力が詰まった100字記事」
甘くて鮮やか!いちごはビタミンCがレモン並みに豊富で、美肌効果や疲労回復に◎。選ぶなら表面にツヤがありヘナがピンと立つものが新鮮です。そのままはもちろん、ヨーグルトやチョコディップでも楽しめます。旬は12~5月。栄養満点で見た目も可愛い「春の宝石」を、食卓で味わいましょう!
(※SEO対策キーワード:いちごの栄養、いちごの選び方、いちごレシピ)

DeepSeekで効果的な質問をする3ステップ

  1. 役割設定
    「あなたはWordPressの専門家です」
    「テーマ不具合のデバッグを手伝ってください」

  2. 具体的な指示
    「プログラミング知識がない前提で解説を」
    「安全に実施できる方法から教えて」

  3. 条件付加
    「CSSを変更しない解決策を3案提示」
    「初心者向けに手順を箇条書きで」

呪文というよりは前述に似たようなものですが、このように入力一つで出力される内容が変わり、AIを利用していく上ではこれが凄く重要になってきます。
AIをうまく利用できる方というのはプロンプトの生成が上手な傾向があるので、質問の仕方を工夫してみるとよいでしょう。

キャプションバグの修正

では、実際にキャプションバグをどうやって解決したのか、当時のやり取りを交えながら説明していきます。正直、AIの扱いに慣れているわけではないのですが、同じような問題でお困りの方の参考になれば嬉しいです。

一連のやり取りを日本語で返事してもらうように指示し、不具合の情報をなるべく詳細に説明する


まずは推論モードを使用し、問題が発生していることと、DeepSeek(以下AI)が日本語で回答するように指示をします。
これを行い、初回から英語で返事が返ってきてしまう事を防ぎ、今後の会話で何について話しているのかを明確にしておくことで、推論モードで導き出してくれる答えが統一されます。
DeepSeekに限らず、メモリ機能が搭載されているAIは最初にこのような「事前知識」を渡しておくとスムーズに進み、主語が抜けても問題なく回答を考えてくれます。

少し見にくいかもしれませんが、今回はキャプションのバグということで「ビジュアル関係の不具合」ということがわかっていたため、プレビュー画面からブラウザで開発者ツールからHTMLをコピーし渡しました。今回問題が解決したのはこのHTMLを渡したのが大きく影響したのかなと思います。
AIに限らず、ただ「問題が発生している」と言っても相手には伝わりません。なので、「これこれこうで、こういう問題が発生している。こういう状況の時はこう」みたいに詳しく言った方が理解してもらう事が容易で、問題自体の特定もしやすくなります。
その為、今回は「WPの現在使用しているテーマでこういう問題が起きている。ソースはこれで、これは試したけどダメだった」という情報を渡しています。

 

すると、このように改善策をいくつか提案してくれます。1回で解決することもあれば、何十回やっても解決しないこともあります。
結論から言うと、今回の問題は何十回やっても解決しない問題で、解決するまでに大体5時間くらいかかりました。多分、途中で質問の方向性や質を変えなかったら私が折れて問題は解決しなかったでしょう。ですので、AIに一任すると言っても、フィードバックの仕方を変えたり、自分でも出来る限りの問題を特定しようとする意志が大事です。

では実際にどのようにして解決までの回答を導き出したか

結論から言うと、以下の2つのCSSで解決しました。

 

ではどのようにしてこのCSSを導いたかというと、「AIが出した答えにない、問題に関係しそうな提供していない情報を渡す」という事をしました。
その結果、AIが使える情報量が増え、解決策の特定がしやすくなりました。以下に例としてその時に渡したものを紹介します。


3枚目はAIに質問されたことへの回答ですが、AIは現在配信停止されている拡張機能を使用するように指示してきて、本来であれば「その拡張機能はストアにない」で終わるところを自分で似たようなことが出来るツールを探してきて、それでAIの質問に回答した形になります。こういった「ちょっとした手間」を掛けるのも凄く重要で、この手間を惜しんだ結果余計に時間がかかったり、問題が解決しなかったりします。私自身凄くめんどくさがり屋なので、それで何度も挫折してきました。。。w
なので、全くわからなかったとしても、重要そうな情報を渡してあげることが凄く大事なので、自分なりに考えてやってみましょう!

バグ修正をする時のおすすめ

ローカル環境でWordPressを作成し、バグの解決をしよう

これは私の意見ですが、現在運営しているサイト(以下本番環境)で直接バグ修正するのも良いかもしれません。ただし、本番環境だとCloudflareやキャッシュ系プラグイン、Cookie同意バナーなどが干渉してくる場合があります。さらに、本番環境を一時停止するのは手間がかかり、最悪の場合サイトが壊れてしまうリスクもあります。
また、プラグインの干渉で起こるバグを確認する時も、ローカル環境なら気軽にプラグインを無効化できるので便利です。そのため、バグ修正を行う際にはローカル環境で作業することを強くお勧めします。中には記事の投稿や編集もローカル環境で行い、本番環境に移す方もいるようですが、それだと手間がかかりすぎるので、本番環境に影響を与えそうな作業の時だけローカル環境を使いましょう。

私が今回のバグ修正で使用したツールと設定は以下の通りです。

  • 使用ソフト: Local by Flywheel

  • Webサーバー: Apache(できれば本番環境と同じもの)

  • PHPバージョン: 8.2.23(本番環境と同じものが理想。今回は少し違います)

  • データベース: MySQL 8.0.35(本番環境と同じものが理想。今回は少し違います)

  • WordPressバージョン: 6.7.2(本番環境と同じもの

情報が多くはないですが、インストール方法や使い方については調べてみてください。設定によってはPCとの相性が悪く動作しない場合もあります。動かない場合は設定を変更してみてください。また、初期設定のままだとかなり遅いので、ドメインや接続方法を変更することで高速化できますが、今回は詳しくは紹介しませんので各自で調べてください。

そして一番重要なのが、ローカル環境ではまっさらなWordPressが展開されるので、本番環境のバックアップをローカル環境で復元することです。これを行わないとバグが再現できず、解決手段が変わってしまうことがあります。そこで本番環境にバックアップ系のプラグインを導入し、同じプラグインをローカル環境にも入れて、本番環境と同じ状況を再現してから修正作業を行いましょう。

使用しているテーマのコミュニティや記事をしっかり調べてみよう

多分一番最初にやっているとは思いますが、まずは先輩や有識者がどう対応しているか、どのように対処することを勧めているかを調べてみましょう。
私の場合は具体的な解決策は見つけられず、先輩方が勧めている内容でも同じ問題が発生したためAIを使用して修正しました。ですが、やはり先輩方も同じ問題に直面していたようで、どのように解決したかまでは書いてなかったものの、私の環境だけではなく、どのような時にバグが発生するかという情報は多く得られるので、AIに情報を渡す際の参考にもできます。

どうしても無理なら諦めよう

もし本番環境でサイトを運営できているのであれば、そのバグは致命的ではない可能性が高いです。ただし、致命的なバグであり、かつコミュニティでも解決策が見つからない場合は、かなりの苦労を覚悟する必要があります。その場合、テーマの更新を待つか、コミュニティの動きを見守るのも一つの手です。別のテーマに切り替えて運営を続ける、あるいは一時的にサイト運営をお休みするのも選択肢です。

どうしても修正が必要なら、いったんリフレッシュしましょう。修正作業から一度離れて、ゲームをしたり音楽を聴いたり、映画を観たりしてリラックスしてください。行き詰まった状態では思考が固まってしまいます。リフレッシュして新たな視点から見直すと、意外と簡単に解決することもあります。諦めも時には必要です。

まとめ

今回は、WordPressのテーマで発生したバグを、話題のDeepSeekを使って速攻で解決する方法をご紹介しました。

プログラミングの経験がない方や、WordPress初心者の方でも、どうしたら良いのかわからないことが多いかもしれません。でも、大事なのは柔軟な考え方です。専門的な部分は全てAIが担当してくれるので、あなたは「優秀な部下を120%活かす有能な上司」になりましょう!優秀な部下をどう活かすかは上司の采配次第です。

AIの足りない部分を補いながら、問題解決のために協力を惜しまないことが解決への近道です。問題が解決できるように一緒に頑張りましょう!

まだまだ私も未熟ですが、もし詰まってしまったり、わからないことがあれば、コメントやDiscordでお気軽にご連絡ください。出来る限り協力いたします!

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!また別の記事も読みに来ていただけると嬉しいです。それでは、またお会いしましょう!ノシ

プロフィール
  桜摩 – xn.dll

経歴
2016年1月05日 YouTubeチャンネル開設
2019年1月22日 Twitchチャンネル開設
2021年6月22日 YouTube 収益化
2021年6月26日 Twitch アフィリエイト
2025年2月06日 xn.dll(xndll.xyz)開設

ゲームが大好きで日記として配信や動画を作ってます!
主にFPSをメインに、いろんなジャンルのゲームをプレイしていて、若いころはどのゲームもトップ帯までやりこみましたが、今はSNSを通じてみんなと楽しく遊ぶのが大好きです XD

よくTwitchで配信してるのでよかったら見に来てください!
 

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